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有用菌(乳酸菌など)の
抗老化作用とその機構
2007年、大阪市立大学の西川禎一先生の研究室で、C. elegansにBifidobacterium属やLactobacillus属の乳酸菌を与えると寿命延長することを発見されました。この現象は、乳酸菌の寿命延長効果をin vivoで示した世界で初めての実験例です(Ikeda et al., Appl. Environ. Microbiol., 2007; 73: 6404-9)。
その後、当研究室の小村は西川先生の研究室で修士・博士課程を過ごし、上記の乳酸菌研究を引き継ぎ「線虫モデルを用いた有用菌の抗老化作用の機序解明」を進めてきました。現在は、寿命延長に寄与する有用菌の菌体成分や、遺伝子・タンパク解析技術を駆使しながら、より詳細に機能解明を進めています。線虫モデルを用いた有用菌研究は当研究室のオリジナルな方法であり、国際的にも評価されつつあります。
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